プロダクトデザイナー・三上嘉啓が手がけた
琺瑯製の組立式炉が「茶絲道展」で公開

茶人の堀口一子による展覧会「茶絲道展」が、2022年11月15日(火)まで京都・木と根の展示室「分室 カスタド」にて行われている。

同展は堀口から中国茶を学ぶ作家陣との合同展示で、今回はプロダクトデザイナーの三上嘉啓が参加。三上はアルコールランプ用の組立式炉を制作した。

琺瑯製の組立式炉で、茶を飲む際にお湯の保温に使用する。使用しないときは小さく分解でき、室内のみでなく野点での使用にも適しているという。

▲Photo: Kenta Kawamura [tametoma inc.]

琺瑯の釉薬は、メーカーに独自の調合を依頼した漆喰調の釉薬を使用。従来の光沢の琺瑯とは異なる、不均質なムラのある風合いが特徴だ。

お茶は一日の中に創造的な余白をもたらす習慣であり、今後はお茶にまつわるプロダクトの展開を構想しているそうだ。End

堀口一子 茶絲道展

会期
2022年11月11日(金)~11月15日(火) 12:00~17:00
会場
木と根 分室 カスタド
(京都府京都市下京区燈籠町589−1)
詳細
https://www.instagram.com/p/CkxgS3KSxRk/